電子帳簿等保存の要件
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- 記録事項の訂正・削除を行った場合はこの事実及び内容を確認できる事
- 画像を訂正・削除する事は出来ません。
経理担当が確認し、仮払金精算または科目設定が行われた後の伝票データ訂正・削除は赤黒伝票で入力されます。
- 通常の業務処理期間後に入力を行った場合は、その事実が確認できる事
- 通常の業務処理期間の最後に「締め」を行います。これにより、締め以前の期間で入力すると、その日付が自動的にコメント追加されて当日で入力されます。
- システム関係書類等を備え付ける事
- 本アプリにはマニュアル(「このアプリについて」)が機能装備されています。
- 検索要件(①取引年月日、取引金額、取引先で検索 ②日付または金額は範囲指定 ③2つ以上を組み合わせて検索
- 本アプリで上記の検索は出来ます。
- 税務職員の電磁的記録のダウンロードの求めに応じる事
- 画像も含めEXCELで作成されている印刷ツールを渡せば、通常の環境で確認できます。
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スキャナ保存の要件
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- 書類の区分
- レシート、領収書
- 入力期間の制限
- 購入者はスマホでの入力なので、購入後直ぐに入力できます。
(スマホだけで撮影もスキャンも簡単に出来ます)
スキャンされた画像には、画像登録月日、登録者、画像確認月日、確認者が表示されます。
- 一定以上の解像度及びカラー画像による読み取り
- 25.4mm当たり200ドット以上が規定です。
スマホでの撮影またはスキャンではこの数値を超えます。
添付されている画像の水平画素数、垂直画素数は画面に表示されます。
ドットの深さは24です。
- タイムスタンプの付与
- 「画像を訂正削除できないシステムに保存し入力の記録事項が確認できればタイムスタンプ付与の要件に代えることが出来る」との記載が国税庁資料にあります。
本アプリでは画像の訂正削除は出来ません。また、上記の通り画像登録月日及び登録者の名前も表示されます。
- 読み取り情報の保存
- A4以上の書類は横に物差しをおいて、写真撮影で登録すれば適用されます。
- ヴァージョン管理
- 登録された画像を訂正削除は出来ないので、ヴァージョンは存在しません。
- 入力者等情報の確認
- 画像登録に限らず、全ての情報の関連者名は保存されます。
- 帳簿との相互関連性の確保
- 本アプリは小口現金出納帳であり、各購入データに画像が添付されています。
- 見読可能装置位の備え付け等
- iPadは12.9インチまでなので規定の12インチには足りないので、必要であれば外部スクリーンを接続します。
印刷ツールはEXCELで動きますので、PCで確認してもらう事も出来ます。
- 電子計算機処理システムの概要書等の備え付け
- 本アプリにはマニュアル(「このアプリについて」)が機能装備されています。
- 検索機能の確保
- 本アプリでは、取引年月日、取引先、取引金額を範囲指定をして検索できます。
(取引先については、含まれる文字を指定できます)
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電子取引データの保存方法
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- 保存すべき電子データは?
- スマホのアプリに直接届いた領収書は画面のスクリーンショットを生成し登録出来ます。
PCにメールで届いたPDF等の領収書は画面の撮影で登録できます。
- 改ざん防止のための措置について
- タブレットとスマホだけで電子データを保存し続ける場合は改ざんはされません。
容量等の事情によりPCにデータを移動しEXCELで作成された印刷ツールで保存する場合は、改ざん防止のための事務処理規定を設定すれば対応できます。
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